ビッグフラッグ ~スポーツイベントに~

2024年5月31日投稿

弊社、サービスラインナップ一覧(商品から選ぶ)には掲載しておりませんが、手掛けております商品のご案内。今回はスポーツイベントで見かける「ビッグフラッグ」のご紹介です。

今回は浦和レッドダイヤモンズ様のホームゲームを彩る、センターサークル幕(ビッグフラッグ)を製作させていただきました。形は正円、サイズはサッカーコートのセンターサークルと同じ直径18.3m。製作サイズに対して、生地巾は小さいため、複数枚を接ぎ合わせて大きなフラッグに仕立てました。

ビッグフラッグ
ビッグフラッグ

納品前の最終チェック

弊社志木工場にて印刷、縫製で接ぎ合わせたビッグフラッグを納品前に広げて最終チェック!大きなサイズのフラッグのため、広げて全体を確認するのにスペースが必要。今回は天気を確認し、弊社越谷工場の敷地内で検品作業を行いました。

検品シーン

たたんで運んできた幕を広げて

検品シーン

全体を確認(検品)

折り畳みの光景

再び半分半分でたたんでいき

折り畳みの光景

生地一巾分程度に

フラッグの生地は軽量なポリエステル布(写真のフラッグはトロピカル生地)ですが、広げるときは複数人での作業(チームワークが必要?)となります。風に煽られながらも縁を持ち、テンションをかけて平らにします。スペース一杯に広げたフラッグですが、折りたためばコンパクトに。納品には弊社きってのクラブファンである、従業員が心を込めてお届けさせていただきました。

納品後、実際のホームゲームを観戦させていただいた弊社志木工場のスタッフによれば(15年くらい前までは足しげくスタジアムに足を運んでいたようで)、家族を連れての久々のお出かけが、このセンターサークル幕(ビッグフラッグ)のお披露目日だったとのこと。テンション高めでスタジアムに乗り込み、ビッグフラッグの登場でボルテージはMAX(本人だけ)、試合にも見事に勝利しスタジアム観戦の興奮もひとしおだったようです。

弊社越谷工場での検品作業ではスペース一杯だったフラッグが、試合会場だとこんなにも小さく見えるその対比がスタジアムの巨大さを際立たせていました。

商品の使用シーン、仕様について

主にスポーツイベント(サッカー)や企業、学校での行事(周年記念)など、イベントごとでのご使用が多い傾向にございます。

【使用シーン】
・スポーツイベント(サッカー)
・企業、学校行事(周年記念) など

製作に用いる設備等は通常の旗、幕類と共通となりますので、インクジェット出力(昇華転写)にて、1枚より製作を承っております。また、社内に縫製部門を擁しているため、印刷~納品までの一貫体制でお客様のイベントをビッグフラッグの製作でサポートいたします。

印刷方法

1点もの、接ぎ合わせのため、印刷方法は基本的にインクジェット出力(昇華転写)になります。ウェアなどの印刷にも用いられるシステムですので、水にぬれての色落ち等はなく、長くお使いいただけます。大きな印刷物となるため、軽量なポリエステル素材を使用して作成しております。また、防炎を付与した生地での製作、水をはじく撥水トロマットでの製作もおすすめです。※防炎、撥水性能は印刷物同様、使用頻度、期間により劣化致します。なお、本記事で取り上げさせていただいたビッグフラッグは防炎トロピカルになります。

加工詳細

生地の巾が限られますので、サイズに合わせて複数枚を縫製にて接ぎ合わせます。縁の部分はご使用方法や形状によりヒートカットや三つ折り縫製、そのほか綾テープ縫いなど、お選びいただけます。なお、本記事で取り上げさせていただいたビッグフラッグの加工仕様は11枚分割(縦)接ぎ合わせ縫い、周囲まわしロープ(裏面周囲綾テープ縫い)になります。

おすすめの生地

柔軟性があり軽量のものが好まれるため、頻度の高いのが「トロピカル」になります。また、それ以外のポリエステル生地でも製作可能です。なお、生地が厚くなると丈夫にはなりますが重くなります。生地につきましては弊社「取り扱い生地案内」を合わせてご覧ください。

そのほか類似商品

複数枚を接ぎ合わせて製作する類似商品(製造工程の似ているもの)といたしましては「背景幕(什器に取り付けて使用するものを含む)」や「舞台幕(スタジオ用の天吊幕)」などがございます。こちらも、サイズや加工仕様は一部異なりますが、同じような製作方法となりますので、お気軽にご相談ください。

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