のぼり旗の防炎加工の必要性と使用する際の注意点を解説

2024年11月19日投稿

のぼり旗の防炎加工の必要性と使用する際の注意点を解説

 

防炎加工が施されたのぼり旗は、地下街や飲食店、給油施設、イベント会場などで使用されています。特に安全面が重要視される場所では、防炎加工が施されているかどうかは重要なことです。

 

この記事では、のぼり旗の防炎加工の種類や方法をはじめ、必要性、さらに実際に使用する際の注意点について解説します。

 

のぼり旗の防炎加工について知りたい方や、利用を検討している方はぜひ参考にしてください。




のぼり旗の防炎加工とは?

 

防炎効果を加え、火がつきにくくなるように処理を施したのぼりを指します。防炎加工が施されたのぼり旗は、火災の発生や拡大を防ぐ効果が期待でき、多くの人が集まる場所や火を取り扱う場所などで安全面を確保するために用いられます。

 

防炎加工を施すことで、万が一火がついても燃え広がりにくく、火災のリスクを低減することが可能です。防炎加工ののぼり旗は、通常ののぼり旗と比べてやや製作コストはかかりますが、安全性を最優先しなければならない場所ではその重要度は高く、用いることで企業や施設の信頼性向上にもつながります。




加工方法

のぼり旗の防炎加工には、主に以下の2つの方法があります。

 

【先防炎】

あらかじめ防炎処理が施された生地に印刷を行う方法で、一般的なやり方です。この方法では、燃えにくい成分が生地自体に練り込まれているため、耐久性が高く、長期間にわたって安定した防炎効果が得られます。また、屋外や風雨にさらされる環境でも防炎効果が落ちにくく、耐久性にも優れています。

 

【後防炎】

印刷を終えた後に生地を防炎剤に浸して防炎効果を付与する方法です。デザインや生地がすでに出来上がっている場合でも防炎処理が可能なため、必要に応じて後から防炎効果を付与できるのが特徴です。ただし、耐久性は先防炎に比べてやや劣り、雨風で防炎剤が落ちやすいため、注意が必要です。




のぼり旗の防炎加工の必要性

のぼり旗の防炎加工の必要性

 

「のぼり旗の防炎加工をするべきか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

 

のぼり旗の防炎加工については、法的に義務付けられてはいないものの、特定の場所では安全対策として用いることが推奨されています。例えば、ガソリンスタンドや商業施設、公共施設、イベント会場など、人々が集まる環境では、防炎加工が施されたのぼり旗を使用することで火災リスクの軽減が図れます。

 

特にガソリンスタンドでは、可燃性の燃料を取り扱っているため、安全面を考慮すると防炎加工ののぼり旗を使用したほうが良いです。防炎加工によって引火しにくくなるため、火災が発生するリスクを最小限に抑えることができます。

 

また、商業施設やイベント会場、地下街や展示場などのように、多くの人が集まる場所でも防炎加工ののぼりが推奨されています。それらの場所ではより高い安全性の確保が求められ、万が一の事故や火災が起こった際に炎の広がりを防ぐためにも、防炎加工されたのぼりが適しています。

 

管理者や運営者にとって防炎加工ののぼり旗を用いることは、安全対策の一環と言えるでしょう。

 

防炎加工ののぼり旗を採用することで、安心して施設運営やイベント開催を行うことが可能になり、利用者にとって安全性の高い環境づくりができます。

 

【防炎加工されたのぼり旗の使用が推奨される場所】

・ガソリンスタンドなどの給油施設
・高層建築物
・地下街
・映画館や劇場
・カラオケやキャバレーなど
・飲食店
・百貨店や展示場
・ホテルや宿泊施設
・病院や福祉・教育施設
・銭湯や温泉
・建物の地下




防炎加工されたのぼり旗を使用する際の注意点

防炎加工されたのぼり旗を使用する際の注意点

 

防炎加工されたのぼり旗を準備、使用する際は、以下の点を頭に入れておきましょう。

 

まず、日本防炎協会の基準をクリアした製品を選ぶことが重要です。協会の基準に合格したのぼり旗は防炎性能が保証され、施設内外での安全性が確保されるため、安心して使用できます。

 

そして、防炎協会認定の防炎加工品には専用のラベルが添付されているため、ラベルがしっかり残っていることを確認し、取り外さずに使用するようにしましょう。ラベルがついていることで、防災基準を満たしていることの証明となり、設置場所での確認や点検の際にもスムーズに防炎性を証明できます。




防炎加工されたのぼり旗を製作するなら

防炎加工されたのぼり旗を製作するなら

 

防炎加工されたのぼり旗の製作をお考えであれば、ぜひ弊社、セリアート株式会社にお任せください。セリアートでは、社会の防災意識の高まりに対応し、安心して使える防炎製品の開発と生産に積極的に取り組んでいます。また、「日本防炎協会」認定の事業者として、シルク印刷やインクジェット印刷での防炎加工を行い、多様なメディアの防炎製品を提供しています。

 

セリアートでは、防炎生地を用いたインクジェット印刷の後に防炎性能試験を実施し、日本防炎協会より認可を取得しています。認定番号の入った防炎シールを製品に添付していますので、安心してご利用いただけます。

 

また、企画から製作、発送までの全工程を自社一貫で行うことでスピード納品を実現し、最先端の印刷技術を駆使しながらも、印刷工程を内製化することで大幅なコスト削減も可能にしています。シルク捺染印刷やインクジェット印刷においても、ポンジやトロピカルなど幅広いメディアでの防炎認定を取得しており、設置場所や用途に応じた最適なメディアのご提案が可能です。

 

ガソリンスタンドや地下街、展示場など防炎製品の使用が推奨される場所への設置の場合も安心してお任せいただけます。

 

数が必要な場合や特殊なオーダーにも柔軟に対応できるのがセリアートの強みです。ぜひセリアートのラインナップやサービスをチェックし、ニーズに合った防炎のぼり旗製作をご検討ください。

 

お電話やメールでのご相談にも対応しておりますので、まずお気軽にお問い合わせください。

 

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のぼり旗の防炎加工について

 

防炎加工は、火災リスクを軽減し、公共の場で安全に利用するために非常に重要です。特に、地下街やイベント会場、飲食店、ガソリンスタンドなど多くの人が集まる場所や、火や燃料を扱う場所では、防炎加工が施されたのぼり旗が推奨され、火災発生時の拡大を防ぐ役割を果たします。

 

防炎加工には「先防炎」「後防炎」などの方法があり、使用する環境や設置場所に適したタイプを選ぶことが大切です。また、使用する際は「日本防炎協会」の基準をクリアした製品を選び、製品についている防炎ラベルもそのままの状態にしておいたほうが良いです。

 

防炎加工されたのぼり旗の製作を検討されている場合には、セリアートまでお気軽にお問い合わせください。

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